2CVとの暮らしについて(4/4)~オーナーになってみて感じたこと

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私は基本的に、日々のちょっとした豊かさに感謝しながら暮らしたい。

手触りの良さとか、流れの良さとか、全体感を感じるとか。

では、2CVに乗り始めてどんなことが豊かに変わったか。

1. 知らない人と、ちょっとした会話が増えた

2. 手間暇、準備にかける時間が増えた

3. 完璧であることを追求しなくなった

1はもう、御察しの通り、

ともかく、人に声をかけられる機会が増えた。

子供が、まるで犬に近寄るかのように寄って来たり、

テスラに乗ってる六本木勤務のエンジニアが600ccに笑ってくれたり、

給油しながらちょっとした世間話したり。

そういえば、以前レッカー車でガソリンスタンドに緊急搬送された時は、

同じく水色のカルマンギア乗りが寄ってきて、それ以来ご近所友達になっている。

そう、なんてことない会話から、ユニークなご縁まで、

大小さまざま繋がりの一部に巡り合う機会が増えた。

これこそまさに、この2CVが運んできてくれる豊かさ。

2は、これも記載の通りかな。

確かに、確実で、簡便で、即時的なレスポンスは今の時代に欠かせない要素だ。

Time is Moneyというか、時間の浪費はとてもさもしい。

けれど、下準備や、段取りの時間を要することで、些細な気づきが増えた。

道調べながら意外な寄り道先を見つけたり、出先で休憩とかしてるうちになんか発見したり。

とは言ったものの、実際問題、私は常にドタバタ、ギリギリを生きてる女なので、

尚の事こうした時間を意識するためにも必要な手間暇だなと思うようにしている。

下準備してその分余裕をもつ、これは本当に大事。

(あと私は、空いたところに詰め込まないことを心がけたいw)

3は、そうね。

必要最低限の機能と、脱力感のあるつくりは、工夫して帳尻が合えば良いやと、

いい意味で適当な対応策を私に提示してくれる。

前は、ピンで緊張感がある事を求めていたけれど、

完成され尽くされたことで生まれる窮屈感や選択肢のなさは息苦しい。

いや、考え方によっては、完成され尽くされたほうが、

振れ幅すらも吸収するゆとりや余白すらも見越した余裕があるのかもしれないけど。

この間、サイドミラーのネジがボケちゃって、

走っている揺れでミラーが倒れて使い物にならなくなった。

対応策としては、厚めのポイントカードをボディとミラーの根元に差し込んで応急処置。

はい、良いんです、これで。

取材歴

ちゃっかり8ページの取材

ちゃっかり取材-2