20人の男たち(12/20)魔が差して大阪までお見合いしに行ったSくん-1

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タイトルに、〝魔が差して…〟と表現したが、まさにその通りだ。

私は20万ほど払ってお見合いをした。

(やっぱね、モノゴト全て「理論と実践」だと思う笑)

前回の恋愛を通じて、私は事あるごとに母親から強烈な結婚観を押し付けられていた。

母親は、イワユル勝ち組専業主婦だ。

(まぁ、今のご時世本人も勝ち組とは全く思っていないが。)

バブル突入の少し前に、大手財閥商社に就職。

花形人事に配属され、蝶よ花よとチヤホヤされながら5年勤めて適齢期で寿退社。

今でこそ「あ~あのままバリキャリ続けてたら自由なお金があるのにな~」なんて言ってるけど、男女雇用機会均等法が整えられたって商社は男社会。

この歳まで続けるって相当な苦労もあるだろうし、当時としては、寿退社が女性の王道な選択肢だった。

そんな風に歩んできた母親の結婚観。

それは、

*結局女は家庭が1番(結局ってなんだ?)

*稼ぎがある人に養ってもらいながら、家事、子育ての合間に好きな事でお小遣い稼ぎ(小遣い程度じゃCÉLINE は買えないな~)

*主婦は交通費すら節約するもの(160円ケチる手間より時給のが高くね?)

*結婚は家対家の問題(家族>個人は日本人のテンプレですな~)

ともかく、ちょっとばかし前の中流家庭の固定概念が炸裂しすぎて、私としてはツッコミどころ満載なのだが、とはいえ結婚たるものを経験したことがなかったので、恋愛と結婚は別物で、結局は家族が納得する人と結婚するしかないのかな…と、思うようになった。

そこで、じゃぁ本当にそういう男性がベストなのか試してみようと思って、私はお見合いをする事にした。

今でこそ、お見合いによる婚姻率は5.5%となっているが、戦前は70%をお見合い結婚が占めていた。

1960年代に入り、恋愛結婚と逆転し、空前の恋愛結婚至上主義が蔓延することになるのだが、私はお見合い結婚は悪くないと思っている。

前に、人を好きになる要素は、社会的要素と動物的要素があると書いた。

この割合は人によって違うので、どちらがどうということではないが、明らかに社会的要素優先の恋愛は存在するわけで、見た目でしか判断できない中、ヒット率の悪い狩に出かけて異性を仕留めるより、客観性の高い社会的要素でソートした方が(=お見合い)ヒット率が高いんじゃないかと思っている。

(性欲が低い&メンクイでない私の意見かもしれないけど笑)

加えて、恋愛にかける時間と手間暇がすこぶる煩わしい。

これは、まぁまた別トピで後述するとしよう…。

さて、いざ行動に移そうと思い、いくつかサービスを調べた。

今回は、「親が納得するような条件男子は本当に結婚相手に最適かどうか」を検証するためなので、その辺の無料出会い系アプリでは、異性が有象無象いすぎて、対象となるタイプの男性とのヒット率は低いと仮定し、私は思い切って、旧来型の会員制紹介お見合い会社に登録する事にした。

今思うと、魔が差しすぎてるなと思うが、結果としてこの時の投資と経験はとても私の糧になった。

驚くなかれ、女性であろうと有料の会員制サービスだ。

私は、これまでの経験の中でタダより高いものはないと思っている。

残念ながら「タダ=見返りを求めない好意」が成立する場合は世の中にほとんどない。

敬虔なクリスチャンによる支援活動くらいだ。(かつて、本物の宗教家はここまでやれるんだと、思った経験がある。)

これまで数多、男性からタダを装ったモノやコトを、撒き餌のように渡されてきたが、当たり前のようにそれ相応の対価を期待してのことだ。

いつからか、タダで提供されるものは一切断るようになった。

だってその後のコスト(=後処理含めた手間暇)がかかりすぎる…。

そして、そうやって撒き餌をバラ撒く男ほど、女性を対等に見ていない。

(なので、女側も安易に男性に良くしてもらおうと思わない方が身の為だと思うよ。)

という事で、今回は初めからこちらが身銭を切る気概で面接に行ったのだった。

(続く)20人の男たちに(12/20)魔が差して大阪までお見合いしに行ったSくん-2

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