20人の男たち(18/20)イケメンは信用できないと思ったTくん -8

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夫婦関係における金銭感覚の違いは、私の事例に限らず、しばし揉め事の火種になると思うが、それでもお金はただの数字の世界。

人となりが出るとはいえ、理屈で帳尻を合わせれば解決する側面もある。

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一方で、破壊的な一撃をくらったのは、激昂癖だった。

前の話でも触れたが、彼はおおらかな人あたりの反面、怒り出すと冷静な議論にならないくらい激昂する。

激昂した時の彼の主張は論理的ではなく感情論(まぁ大概の人がそうだろう…)会話として成立しないので、解決や和解に向けた建設的な話にならなかった。

一度、待合せの際に10分程、音信不通で待たせてしまった事があり、喧嘩が発生した。

これも、私の表現力では陳腐になるので描写は割愛するが、悪口雑言浴びさせられたうえに、終いには「死ね」と言われた。

これは結構衝撃的な出来事だった。

仮に、大阪人がすぐ人に阿保と言うとしても、冗談でも「死ね」は言ってはいけない。

食費の話もそうだが、本音だろうが、その場の勢いだろうが、言って良い事と悪い事があるが、激昂するのその分別がつかないようだった。

「死ぬつもりは毛頭ないので関係を解消して対応します、離婚しましょう。」

というのが私の回答だった。

仏の顔も三度まで。

私がこれまで甘やかし過ぎた事も悪かったと思うが、この後は一切の甘えを許さず、1ヶ月以内に先に述べた3つのお金の問題を、解決するように伝えた。

感情的には、イケメン故の考え方の甘さや、激昂癖に辟易としていたが、これはもう彼の人間性。

人の性格に於いて、長所は短所にもなり得る二面性があるもので(逆も然り)、そこを否定して治せというのも筋が違うなと思った。

(条件に対する達成度も、私の主観的なものになるし。)

理由は先程書いた通り、お金の問題はいつからでも帳尻が合わせられる。

まずはその帳尻を合わせる努力を、行動と結果で示せというのが、私からの条件だった。

が、結果的に離婚している事からもわかるように、彼はその条件を達成できなかった。

日頃の行いが悪かったね、ハイ残念。

結局、2ヶ月後に離婚した。

(つづく)20人の男たち(18/20)イケメンは信用できないと思ったTくん -9

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