今年の秋頃から、子供達に硬筆を指導することになりそうだ。
かれこれ20年コツコツやっている書道。
読み書き算盤という言葉があるように、幼少期のお稽古が私の基礎になっていると思っていて、字が上手いとか下手とか以前に、身につけておくべき事が内包されていると思っている。
今でこそ私も、活字で文章を作る習慣になってしまったが、特に幼少期には「手で書くこと」を体得した方が思考の整理能力が高まると思ってる。
そんな、「字を書くということ」について、綴っていこうと思う。
そもそも、「書くこと」は「掻くこと」であり、初めはどの文明でも、引っ掻くことが「書くこと=記録すること、伝える手段」だった。
中国であれば甲骨文字、エジプト文明であればヒエログリフのように。
硬質なものにノミのような鋭利な道具で「掻いた」ことが、「書く」の語源でもある。
と、まぁこんなこと知っていても生きることにはなんの役にも立たない話です笑
子供達には、こうした雑学について「書くこと通信」を出そうと思っているので、ネタの整理も含めてここに雑記をまとめていこうと思う。
マニアックな方はどうぞ、読んでもらえればと思います。
(つづく)